2012年9月6日木曜日

旅行かばんの中に広島市の小6女児(12)を押し込み連れ去った成城大2年の男はプリキュアが好きでメイド喫茶に通い居合同好会に所属していた。

以下のニュースを読みました。
旅行かばんの中に広島市の小6女児(12)を押し込み連れ去ったとして、監禁の疑いで、広島県警は東京都世田谷区の成城大2年、小玉智裕容疑者(20)を逮捕していたことが5日までに分かった。

 容疑者は4日午後8時半過ぎ、同市西区の路上で塾帰りの女児に声をかけ、果物ナイフを見せ脅迫。女児の手を粘着テープで縛り、所持していたかばんの中へ入らせた。その後、タクシーを止め、かばんをトランクへ積んで乗車した。
同容疑者は10年4月に成城大社会イノベーション学部に入学。現在は留年し、2年生として在籍していた。同学部2年の男子学生は、同容疑者について「居合同好会の幹事を務めていて、学校にはほとんど来ていなかった。(アニメ)プリキュアが大好きで、趣味は、秋葉原のメイド喫茶通いと聞いた」と話した。
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20120906-1012383.html
プリキュアシリーズは、2004年からABCの日曜朝8時30分のアニメとして制作され、テレビ朝日系列で放送された『ふたりはプリキュア』に始まり、シリーズ全体では東映アニメーションの女児向け作品としては『美少女戦士セーラームーン』シリーズ以来の新風を巻き起こし、シリーズを重ねている[1]。ただし、本作における各シリーズ間には登場人物や世界観などの連続性はなく、放送話数は番組単位として話数は1年ごとにリセットされる。また、1シリーズは1年あるいは2年ごとを区切りとしている。これらが同一の世界観で活躍するのは「プリキュアオールスターズ」シリーズのみである。
プリキュアシリーズ - Wikipedia
コスプレ系飲食店(コスプレけいいんしょくてん)とは、漫画やアニメを中心としたサブカルチャー、とりわけおたく文化を取り入れ、店員がコスプレをして接客を行う飲食店である。喫茶店ないしは居酒屋などを業態とする物が多い。

特に女性店員がメイドのコスプレを行って接客する喫茶店を特にメイド喫茶あるいはメイドカフェと呼び、男性店員が執事のコスプレをして接客する飲食店を執事喫茶と呼ぶ。女性店員が男装のコスプレをして接客を行う王子喫茶やギャルソン喫茶もある。
コスプレ系飲食店 - Wikipedia
居合道(いあいどう)とは、林崎甚助公によって創始された武術である抜刀術・居合を武道としたものである。

居合道とは、日本刀を用い、抜刀から納刀、および諸作法を通し技能の修練のみならず 人格の涵養なども含めた各自による自己修練のこと。 現在、座った状態で、鞘から刀剣を抜き放ち、さらに納刀に至るまでをも含めた技術を、一つの独立した武道と成している国は、全世界でも日本のみで、実は非常に稀有なものである。
居合道 - Wikipedia

 

果たして、容疑者のプロフィールまで報道する理由は何か?プリキュアシリーズは、確かに、子ども向けのアニメだけど、大人も感動できる作りになっているらしい。なぜなら、親子で見るのを想定して。メイド喫茶も、昔よりは一般的になってきたから、日本を代表するカルチャーに思える。居合いのことは、よく知らない。

 

プロフィールなんだから、事実なんだろうけど、この三つを並べた時に、「居合いをやってるヤツはこれだから気持ち悪い!」とか、そういう発想にはならないと思う。

 

私が、中学生ぐらいの時は、アニメとかは、もっと、肩身が狭くて、女の子が主人公のアニメとか見ていたら、兄から、バッキバキにDisられたのを覚えている。

 

オタク不遇の時代があった。

 今は、和らいでいるのじゃないかな?犯罪予備軍とも思われるような扱いを受けていた。私は今年32歳になるけど、なんというか、中学に入ってアニメを見ているのは恥かしい!という意識はあった。

 で、私より5歳くらい年下の世代。小学校とか、中学校の時に久作エヴァを見ていた世代は、私の触れ合った中だけど、比較的、オタクなどを肯定的にとらえている気がする。全く闇を抱えてない気はしないけど。
エヴァンゲリオンはオタクの生き難い時代を変えたのか?エヴァを高校生の時に見なくて良かった…だが。 - 超外伝キルヤスデメ劇団

 

『オタク 不遇』で検索すると、トップで出てくる私のダイアリは何か?

 

今は、オタク文化が、比較的オープンになったけど、結局、プロフィールは事実なんだろうけど、プリキュアと、メイド喫茶から連想されるのは、オタクやロリコンは何するか分からん…ということなんじゃないだろうか?

 

この平和な世の中で、わざわざ真剣に触れるヤツは…とか、思う人はいないと思う。

 

事実は、事実として、報道されるべきなのかも知れないが…私は、冒頭のニュースを読んで、幾ばくか、傷付いた。そして、中学時代に、暗い気持ちで、隠れてアニメを見ていたことを思い出した。